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「社会主義国家の強みなのかもしれない」by沖縄タイムス
■[北京五輪]華麗な技と友好に期待  沖縄タイムス-社説

 北京五輪が七カ月後の八月八日に開幕する。一九六四年の東京、八八年のソウルに続くアジアで三回目の夏季五輪。日本とは時差一時間の隣国で世界の注目を集める初めての国際的な大イベントが繰り広げられる。
 昨年は日中国交正常化三十五周年、来年は中国建国六十年だ。そんな節目の年に世界のトップアスリートが隣国の首都北京に集うのも歴史のめぐり合わせ。友好平和の発露にしたい。
 中国は前回アテネ五輪で金メダル三十二個を獲得。金メダル数ではロシアを上回り、首位米国の三十五個に肉薄した。四年後の地元開催に向けて、外国人コーチの招請や強化資金を増額したことなどが実を結んだのだ。
 金メダルの獲得数とともに関係者を驚かせたのが、中国選手のドーピング(薬物使用)違反者ゼロだった。
 ドーピング違反が相次いだアテネ五輪にあって、中国の反ドーピング対策は際立った。薬物スキャンダルにまみれてスポーツ界が壊滅的な打撃を受けた九四年の広島アジア大会から十年で立ち直ったのだ。社会主義国家の強みなのかもしれない。
 国威発揚につなげたい中国共産党は北京五輪の開催を「中華民族の復興と近代化達成の象徴」と位置づける。今、選手強化策の一環で約三十人の外国人コーチが指導に当たっている。比較的マイナーな競技でのメダル獲得以外にも陸上や水泳、バレー、バスケットボール、サッカーのいわゆる「三大球技」など、国民に人気の高い競技でのメダル獲得を目指しているのだ。
 日本は前回五輪で金十六個を含む史上最多の三十七個のメダルを獲得し、ランキング五位に躍進した。とは言え、中国には差をつけられた。今回は歴史的に関係の深い中国での開催。応援にも自然に力がこもる。
 五輪にナショナリズムはつきもの。だがメダル獲得競争のあまり、五輪が本来持つ友好の精神を忘れてはなるまい。一衣帯水の隣国だからこそ、過剰なナショナリズムに走ることがないようにしたい。


良いですよね、素でやらかした感じの文章って。

例えば、この「社会主義国家の強みなのかもしれない」の一文なんて普通に使われたら皮肉なのに、それを感じさせない文章力!「いったい、お前はどこの国の立場でこれを書いたんだ?」とツッコミたくなる文章!!実に素晴らしい。

大体、美辞麗句を並べるか、わけのわからん論理で煙に巻いたような文章で、読者をミスリードしようとする文章が多い中、ところどころにはっきり書いちゃうなんて本当に凄い。前述のように一歩間違えば、意味がまったくの逆、単なる皮肉文になってしまうのに、あくまで中国を応援したいという気持ちが伝わってきてしまうこの社説。素晴らしい!!エクセレント!!!
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