■「嫌消費」世代 経済を揺るがす「欲しがらない」若者たち…週刊ダイヤモンド 痛いニュース(ノ∀`) 相変わらずだなあと。前も似たような記事はあったが。
彼らは、消費をしない訳ではないが、他世代に比べて、収入に見合った消費をしない心理的な態度を持っている。このような傾向を「嫌消費(けんしょうひ)」と呼んでいる。
もうね、1つ1つの前提からして感覚がずれてるんだよ。 >収入に見合った消費をしない ここで言う収入に見合った消費って何よ?と。収入の何%って基準があるのか、ローンを組むという話なのか、何なのかわからん。
ここで既にさも当たり前という前提が根底にあるから、結論も歪む歪む。
最終的には前の奴と同じで、バブル世代は自己実現のために消費した、みたいな自慢で終わり、集団主義が消費を抑えるとか馬鹿みたいな結論であり。バブルの感覚が異常だと認められない限り、この手のマーケティングは常にずれた結果を出すと思う。
まあ、馬鹿なバブル世代の成金感覚に対する意味で、スマートな感覚が大事って意味なら概ね指摘も当たってると見るか。 ひいて言うなら嫌消費世代がいるんじゃなくて好消費世代がいるって話で。
余談: とはいえ、消費が無ければ経済は成り立たぬ。
ところでマスコミが散々怖がらせたせいか、いまやデフレに対する拒否感はインフレ以上だと思う。どっちも良くないのに。まあ、特にデフレスパイラルに関してインフレより問題だって反応するわけだ。
でも、デフレスパイラルの問題は、それによって収入の低下も招くことにあるわけで、収入の低下を招かない、つまり、団塊世代より上にとってはむしろ消費を促進するのではないか?言うまでも無く人口構造は、ジジババの方が多いわけで、ゆるやかなデフレはむしろ消費を増やすんじゃないかなと。
まあ、しょせん素人考えだし、デフレが良くないのは否定するつもりはないけど、それこそあえてインフレを誘発しないといけないというほど危険な物ではないんじゃなかろうか。
デフレスパイラルの危険性を訴える人はたくさんいるけど、その要素である給与の低下が起きない、かつ好消費世代の団塊世代との関係で述べている人は見たことないから、ぜひ識者にその辺の予想を立ててもらいたいなあと言う勝手な妄想の発表をもって本年の初エントリーとする。
スポンサーサイト
|